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水道水とその塩素(カルキ)

昨日は二日酔いで記事が書けませんでした(笑)
年々お酒が弱くなっていきます・・・

さて、今回は水道水のカルキについて考えてみたいと思います。
 
 
 
このブログをしばらく読んでくださってる方はご存知でしょうが
うちのすべての水槽の水は、水道水をそのままカルキ抜きをしないで使用しています。

その昔から水道水に含まれる”塩素”が魚などの水生生物には大変危険で
鰓などの機能を阻害すると言われてきていました。

実際に、昔の水はコップに入れて飲もうとすると凄い塩素臭がしましたよね。
でも今の水道水って塩素臭などまったくしないと思いませんか?

実は、時代の流れと共に変化していく化学物質等に対して水道水の水質基準は変わっていってるのです。

大きな改革は、平成15年に新しく水質基準の項目が50項目追加されました。
その後もコマメに新しく水質基準が追加変更されていってます。

こちらは、厚生労働省の水質基準に関するサイトです。

水道水質基準について

お暇な方は熟読してください(笑)

そしてその項目を表にしてあるのが

水質基準項目と基準値

一般的なカルキ抜き剤は、この水道水の消毒を担うために使われる塩素剤が残った
”残留塩素”と呼ばれるものを除去する物です。

残留塩素とは?
水道水に使われる水の消毒のために使用される次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素剤がそのまま水道水に残ったものの事です。
その中で次亜塩素酸又は次亜塩素酸イオンとして消毒効果を持つものを”遊離残留塩素”または”有効塩素”。
アンモニアと結合して弱いながらも消毒効果を持つものを”結合残留塩素”と言います。
クロラミンって言えば聞いた事があると思います。

ハイポ等の塩素除去剤は、この遊離残留塩素を除去する物です。

また、塩素は水に含まれる有機物と化合して色々な成分に変化します。
ホルムアルデヒドやクロロフォルムなど人体に大きな害のある者も生成されます。

テトラ社やジェックス社等で販売されているコントラコロラインや4in1等の塩素除去剤は
こういった消毒剤副生成物や一般的な化学物質や重金属なども除去する効果があるようです。
そう書いてあるだけで、実際にどこまでのものを除去するのかは一般家庭での実験は不可能です(笑)

残留塩素がなぜ水棲生体に悪いかと言うと
塩素の酸化力で、細胞や隔壁を破壊し、たんぱく質や核酸を破壊変成させることで生体の命を絶ちます。

ここで疑問は、どれくらいの残留塩素濃度でそのような細胞破壊活動が行われるのか?
生体に影響のある濃度ってどれくらいなのか?

公的機関が実験した結果では無いけど、それなりに実験検証したものを見てみると
1リットル中に20mgぐらいからその兆候が見られ、1リットル中に80mgからは生体に多大な影響が出るようです。
濃度としては2%から影響が出始め、8%で死に至る固体が出始めるようです。
この実験は5cm~8cm程度の姉金でやってみたようで、それよりも小さな固体だともう少し影響濃度は下がるかもしれません。

それでは水道水の残留塩素濃度はどれくらいなのか?

水質基準では、通常の蛇口の位置で0.1mg/1L 以上との規定があります。
(結合残留塩素は0.4mg/1L )
”以上”なので、最低この量の残留塩素が含まれるという事です。
これは地域によって水の汚染度や環境等が違うので地域格差があります。
夏場と冬場でも違います。
それでもだいたい上水道の浄水場付近での濃度が0.4mg~0.8mg/L くらいの平均値だそうです。
水質管理目標設定項目と目標値では、1mg/1L 以下って規定もあるようなので
0.1mg以上1mg/L 以下 ってことですね。
濃度としては0.1%以下って事です。

そして塩素は、水の蒸発よりもかなり早い速度でどんどん蒸発していきます。
また、他の物質と結合、変化していき、蛇口をひねった後の水道水質中からは短時間で無くなっていきます。


ま~
このような事から、うちでは水道水から塩素を抜かない水で飼育しております。
とは言え、このような理屈や理論は後付けなんですが(笑)

メダカは塩素を抜かない水でも死なないと、昔から知っていたのでやっていただけで
たまたま塩素除去剤を入れ忘れた水槽が、なんの問題も無かった事から始めた訳です^^;
エビに関しては、今年に入ってから実験検証した結果、まったく問題がなかったので
今ではエビ水槽もカルキ抜きはしてないだけです・・・
現在うちにある添加剤はアクアセイフとミネラル塩だけです。
アクアセイフは薬浴や塩浴するときに必ず使います。

水道水には塩素が入ってるから、微生物は存在しない と思ってる方が多いようですが
水質基準には、細菌性微生物(一般細菌)の数が 100コロニー/1mg 以下との規定があります。
1mgの水の中に細菌の集落群が100以下と言う意味です。
大腸菌等の病原性細菌は基準が0なので、検出されたら駄目なものですが^^;

水道水で卵の人工孵化などをしてると、なぜかインフゾリア等が早い段階でよく湧くのですが
これでなんとなく原因がわかりました。


このような記事を書きましたが
だからと言って、皆さんに水道の塩素は抜かない水で飼育してくださいと言ってるわけじゃないです。
コントラコロラインなど1000mgでも700円程度と安いものだし、1リットルもあればかなりの量の水に使えます。

うちでは毎週、潅水と足し水でだいたい150リットルくらいの水を使います。
水槽プラケ大小合わせて22個程しか有りませんが、もっと沢山の水槽を管理されてるキーパーさんやブリーダーさんもいらっしゃいます。
ほんの少しでも経費が安くなればいいかなーって程度の事です^^;

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まとめ【水道水とその塩素(カ】

昨日は二日酔いで記事が書けませんでした(笑)年々お酒が弱くなっていきます・・・さて、今回は水道水のカル

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Re: くれいんまんさん

水道の近くに水槽があると楽で便利ですよねー
排水にも手間が掛からないし^^
給水もホースつなげばすぐだし。

ペットボトルに汲み置きした水でも水道水直接でも魚には変化ないでしょ?(笑)
うちも最初はコリドラス水槽のカルキ除去剤を入れ忘れてあせったけど
魚にはまったくなんの影響も無かったんです。
その後も度々入れ忘れがあったけど、弱ったり死んだりしないから
こりゃカルキ抜きなんて必要無いのかな?って想いだしたんです。
エビに関しても数ヶ月実験したのでこの検証結果は問題が無いと。
今では新しく導入したエビや魚でも水道水をそのままで水あわせします。
まずはうちの水道水に慣れてもらわないと(笑)

人が飲める水道水なので魚にもそれ程の影響があるとは思いませんね。

Re: hotaruさん

そうですよー
一応理論的にはまったく問題も無いし
うちで検証した結果でも問題はありません^^
ホタルさんちも同じ淀川水系だろうから、多分問題は出ないと思いますよ(笑)
自己責任で なんて無責任な事は言いませんが
金魚やウパが大丈夫なら熱帯魚にも影響は出ないでしょう。
特にメダカやベタはウパ並に強い種ですからね。
ベタは強いね・・・
チビチビが結構減ったけど、それでも120はまだ生きてるね(笑)
1cmくらいになってきて、もう成長の個体差が出てきたよ。
里子に行く子もすくすく育ってるよ^^

アクアセイフは気の問題だと思うけど(笑)
でも治療する際には出来るだけストレスを避けてあげたいから使ってるんだけどね。
ベタの場合はアクアセイフ使っても使わなくてもだいたい塩浴で完治するんだけど(笑)
メダカやコリドラスはアクアセイフを使った方が完治率が高くて早い気がします。

少し飲みすぎると、2日酔い通り越して3日酔いしますよ(笑)

Re:桜心さん

ありがとうございます^^

読んでくださる方 皆が皆専門用語や言葉の意味を知ってる訳じゃないだろうし
自分で読み直して、これは知ってる人と知らない人が居るだろうな
と思う事はその用語解説も書いていこうと努力しています^^;

井戸水に関しても、色々とメリットデメリット書いてる方もいますが
それすらも検証したわけじゃなく
どこかで見聞きした事や頭の中で考えたような事しか書いてない方も多いです。
情報発信する記事は、検証や事深く調べてから書くようにしてくれたら
もっと間違った情報が減っていくんでしょうに・・・

井戸水を蛇口ひねったら出るようにしたいもんです(笑)
エビ飼育をしてる人でよく水汲みに行く方がいますが
凄いなーと思います^^;
うちなど往復20分も掛からないのに、やっぱり億劫になって行かなくなってますから(笑)
神戸の震災の時には毎日通ったんですけどねー

アクアは結構昔に言われてた事が今でもまかり通ってる事が多いですよね。
水道の塩素も40年や50年前はもっと濃度が高かったでしょうし。
日本の法律と同じで、時代の流れに乗れてないって事でしょうか(笑)
エビ飼育に関しては、まだまだ新しい分野なので間違った情報がかなり横行してますね。
これからも実験検証頑張ってくださいねー^^

No title

うれしい解説です^^
なんせうちはメダカは当然のごとく水道の蛇口のヘッドを水槽上部まで伸ばして、
全体の1/3くらいの水量なら蛇口から直で足し水でした。

今はペットボトルに入れた置き水を足しますが、それで足りないときは蛇口から直です。
我が家にいるタフな生態なら、温度さえ急変しなければ大丈夫!と確信してました。

ただ、エビちゃんなどのデリケートな生態はどうなんだろう、と疑問でしたが、
Ryu-zuさんの実体験によってそれも大丈夫なんだ~と感心しちゃいました^^

手抜き&経済的に助かる話題にはとても食いつく貧乏くれいんまんでした^^
今回も勉強になりました。ありがとうですe-285

No title

なるほど。
カルキ抜きを入れない水道水でも残留塩素濃度は理論的に大丈夫なんですね^^

うちではウパと金魚以外はやはり、精製水にハイポをとかしたものでカルキ抜いてます。
最初の勇気がでないんです^^;

以前はベランダに置き水をして水換えしてたけど、水くみが重かった><
でも、コントラコロライン1000mlの減りが少なくてうれしかったわ^^

メダカはカルキ抜かなくても大丈夫そうですね~。

アクアセイフはこのところ、ずっと使ってなかった。。。


二日酔いはしんどいので、気をつけてね~。







No title

またまた、おもしろい記事ですね!
Ryu-zuさんの記事は、よく難しい言葉が並んでいますが、
国語が苦手な私にもわかるように説明してくださってるな~、といつも感心しています^^
我が家は井戸水を使っているので、普段、塩素については気にしてないのですが、
水道水を使うとなると、やはりカルキ抜きは使ってたでしょうね~。
でも、使わなくても大丈夫みたいですね♪

アクアの世界って、絶対に必要だと思っていたものが、
実は必要なかった・・・って結構ありますよね(^O^)
管理者

Ryu-zu

Ryu-zu

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